キャッチミス

2003年7月8日

毎度のことだけど
家にいることがいやになる。

部屋にこもって、殻を、壁を、作る。

ゆーと付き合う前、
辛い時はこうやってひとりでいるのが好きだった。
ゆーと付き合ってからは、
ゆーが元気の特効薬で救ってくれた気がしたんだ。

 
学校にいても、
私の友達は幸せな恋愛中。
どうして幸せな人の前で、こんな自分の日常を語れる?
「何もないよ、心配しないで」
言ってみせる笑顔。
ぜんぶ、嘘だった。

あぁ、また だ。
また私壁を作ってる。
辛い時よくやる癖。
逃げるだけ。
薬は今ここには、ない。

私は悲劇のヒロインじゃない、
そんなの承知の上だよ。
でもゆーの薬が欲しかった。
ゆーだけが持ってるいちばんの癒しの薬。
そうでもしないとやっていけないくらい痛い。

でも
肝心のゆーとは
すれ違いの毎日。
それが現実。

 
 
 
昨日の出来事が
意外とショック大きかったようで
メールするのがこわかった。
きっと他人から見れば、大したことのないことだと思う。
自分でもそう思いたい。
たいしたことないんだって思って、楽になって。
もっと大きな心で、ゆーを包み込めたら。
余裕が欲しい。広い視野が欲しい。落ち着かなきゃ。
考えても仕方のないことばかり。
考えすぎて、体調を崩した。
ここ何日も、微熱が出たきり、下がらない。
風邪なんかじゃないのに。
いっそ大熱でも出したら、ゆーは心配してくれるだろうか、
なんてばかみたいなこと考えてたら
ゆーからメールが来た。
夜も9時すぎのこと。
普通のメールだった。
嫌いになったのかもと思ってた私には、拍子抜けするような。

そして私は言ってしまった。
「さみしい」って。
言わないつもりだったのに。
言わないって決めてたのに。

『我慢してたけど、ほんとうはさみしかった』

 
 
 
 
結局ゆーに3回も謝らせちゃった。
でも謝って欲しかったんじゃないの。
「ごめんね」って言われて、罪悪感みたいな感情が出てきた。
ゆーは悪くないのに、謝らせてしまった。
「ごめん」なんて言葉はいらない。ほしくない。
私が逆に謝った。

 
 
 
 
その後はいつもどおりで、
久しぶりに、涙で枕を濡らすことのない平和な夜が訪れた。

だけど言葉のキャッチボール
何度かお互い拾えなかったと、私は思う。

早く前みたいに戻りたい。
こんなに大好き。。。


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