寂しさに慣れてゆく
2003年7月11日涙が出なくなった。
今日もずっとメールも何もなくて
結局12時過ぎに、もう寝るからおやすみ、みたいな内容のメールが来ただけで
数日前までの紗綾だったら
たぶんずっと泣いて
きっと夜も眠れないくらいだったと思う。
今日は
私、平気だった。
寂しかったけど
平気だった。
夜もちゃんと眠れたから。
でも気付いたんだ。
平気っていうのとはちょっと違う。
心の穴はまったく変わらずに大きいままだし、
涙は出なくても、泣きたい気持ちだった。
もしかして私
この寂しさに
慣れてきちゃったの…?
いやだ。
慣れたくない。
そんなものには慣れたくない。
強くなるのと、慣れるのとは全然違う。
私は強くなりたかったけど、
寂しさに慣れたかったわけじゃないのに。
でもやっぱり涙は出ないんだ。
もちろん泣きたいわけじゃない。
でもいつも泣いていたことに「泣けなくなった」のは…
辛い夜を
辛いと思えなくなったらダメだ。
寂しい目覚めを
寂しいと思えなくなったらダメだ。
会いたい。
早く会いたい。
夢の中じゃなく
本物のゆーに会いたいよ。
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