泣いてしまったのは 悲しかったからじゃない
2003年8月12日今日はゆーと遊ぶことになりました☆☆☆
やったぁ〜〜〜vv
午前中、バスと地下鉄を乗り継いで
ゆーのお家に行きました。
ゆーのマンションに着くと、
早速プレステでゲームしました。
(紗綾、ゲームなんか久しぶりにした…(^。^ゞ)
今日は
午後からは外で遊ぶ予定でした。
旅行中のお姉ちゃんと お父さんが
午後には帰ってくるから。
ゆーの住んでるマンションは
構造上、他の人がいると気まずすぎです。
会話も何も筒抜けです。
なぜなら!
部屋が全部つながってるから◎笑
ゆーは家族の誰かがいる時は
絶対に家に呼んでくれません。
紗綾がゆーの立場でも
そうかもしれない…。。。
そんなこんなで、お昼頃
「もう出かけなきゃね」なんて言ってたら
何やら玄関の方から物音が…
?( ̄◇ ̄;)!!
ま・さ・か!!
なんと!!
ゆーのお父さん登場。
あらららららら〜〜〜〜。笑
なんと優しい顔をしたお父さんじゃありませんか。
「こっこんにちわ…!」←あまりに突然でびっくりした
(びっくりして「お邪魔してます」の一言が出てこなかった)
「どーも」と笑顔で返してくれたお父さん。
そしてゆーのお父さんは、旅行の荷物を車から降ろしに
また玄関を出て行きました。
その後のゆーの動揺っぷりと言ったら!笑
「絶対『彼女?』って後で聞かれる!!」
「ねーちゃんに見られたほうがまだ良かった」
「やばい〜女の子と家で二人っきりとか
変なことしてたんじゃないかって思われそう!!」
(今日は何もしてませんよ。笑)
まぁまぁ。落ち着きなさい◎
そうして家から出て
マンションの下の駐車場のところで
ゆーのお父さんに軽く会釈して
(お父さんは気付いてないかもしれないけど…)
近くのお店にビリヤードをしに行きました。
道を歩いてる時
ゆーがポケットから何かを出しました。
指輪。
「ハイ」って渡されて
「何?」って聞いたら
「紗綾の指に入る?」って。
はめてみたら、まぁちょっと大きいけど
親指と小指以外になんとか合うサイズ。
「紗綾にあげようかなって思って」
ゆーがそう言ってくれました。
「買ったものじゃなくて、俺の持ち物なんだけど」
嬉しかった。
でも。
「欲しい?紗綾が欲しかったらあげるよ」
そう言われて困ってしまった。
嬉しい。欲しい。ゆーのくれるものだもん。
だけど私がそこでゆーにねだっていいの?
そう思った。
『欲しかったらあげる』って表現に
素直な気持ちを出せなかった。
「ゆーがしてなよ。」って言って
ゆーの指に指輪を返した。
ビリヤード場に着いて、
あまりに下手な私に、
ゆーが特訓してくれました。
ゆーは上手すぎます。
紗綾は下手すぎます。
でもゆーが横に立って教えてくれた時だけ
紗綾の腕は100倍上手くなります◎笑
ビリヤードの後は、
そのビルの2階にあるカラオケへGO!!
ゆーは歌も上手いのです。
紗綾は歌も下手なのです。
なのに採点機能で
紗綾がゆーを抜いて1位になってしまいました。
(いつも思うけど、あの機能さっぱり当てにならない…)
ゆーはカラオケの最中、
何度も『キスして?』って
態度で表してきました。
私はその度に「何〜?わかんない〜」って言って
バレバレの気付かないフリしてました。
カラオケも残り10分ちょっとという時、
ゆーがまた『キスして?』って態度。
私はその時ゆーに
「やだ」
って言ってしまって。
「やだ」って言うのは「私からするのはいや」って意味だった。
私は自分で自分がすごくキスが下手だと思ってて
自分からするのがこわい。。。
でもゆーには、
そんな私の勝手が伝わるわけもなくて。
すごく寂しそうな顔をして、私のことを見た。
そして私に「キス、いやなの?」って聞いた。
そんなわけなかった。
違うの。したくないわけじゃないの。
「ごめんなさい…嘘言いました」
と私が言うと、
ゆーが私から離れて
次の曲を入れる。
「ごめんゆー、怒った?」
私は泣きそうになってた。
「怒ってないよ〜怒ってないさ」
ゆーは笑った。
「いやなのかな?って思ったら凹むけど、怒ったりしないよ」って。
なんでゆーにそんなこと言わせちゃったんだろう。
なんでゆーにそんな思いさせちゃったんだろう。
私のばか。ばか。
今日は、素直になれないことばっかりだ。
自分のバカさに嫌気がさして、
ゆーに申し訳ない気持ちになった。
涙が出た。
ゆーに気付かれないように、こっそり涙は拭った。
ゆーの目の前で泣いてしまったのは
初めてのことだった。
ゆーは隣で歌を歌ってる。
最初は何の歌かわからなかったけど、
だんだん聴いたことのあるメロディ。
なんだか懐かしい曲。
君が 君が熱い恋をするなら
相手は僕しかいない
オンリーユー
熱い 本当の 恋をするなら
世界で僕しかいない
それを聴いたとき、抑えてた涙が溢れてしまって
泣いちゃったこと、ゆーに気付かれてしまったらしい。
ゆーは歌いながら、ちらちらと何度も私を見ては、
私の肩に手を伸ばす。
間奏の時も、黙って髪を撫でてくれた。
だけどゆーは、歌い終わるまで涙にだけは
気付かないフリをしてくれた。
「何で泣いてるの?」
そう言って、曲が終ってから抱きしめてくれた。
「全然怒ってないよ?ね?泣かないで。」
私はゆーの腕の中で、うん、と頷いた。
ゆーは、こんな私に
ちゃんと優しくて、
その優しさがいっぱい伝わってきて、
嬉しいはずなのに、
どこかそれが辛くて、
涙が止まらなかった。
「『ばかなことしたな』って自分のこと責めてるの?」
ゆーが言った。
私はびっくりしてしまった。
ゆーはなんでわかるんだろう。
どうしてわかっちゃうんだろう。
私はまた、うん、と頷いた。
「泣かないの!ほら。大丈夫だから。俺が泣かしたみたいだ〜心が痛む…」
「違うよ、ゆーが悪いんじゃない」
ゆーは、そっと髪を撫でてくれた。
「早く泣き止まないと、目の下パンダになるよ?」
(マスカラ落ちて黒くなるよ?の意味)
ってゆーが言うから
なんだかおかしくて笑っちゃった。
不思議なことに
もう涙は止まってた。
それからゲーセンに行って
UFOキャッチャーで遊んだりしてたんだけど、
今日はことごとく失敗◎
成功の兆しが全く見えなかった。涙
帰りにゆーが駅のところまで送ってくれて、
その時に、ゆーは
さっき私が返した指輪を
自分の指輪から抜くと、
「やっぱ紗綾にコレあげる」
と言いました。
「もらっていいの?」と聞くと
「うん!あげる」って言ってくれたので
「ありがとう」って言って
ゆーから頂くことにしました。
素直に嬉しかった。
ずっと大切にする。
紗綾の宝物。
その時。
もっと…素直にならなきゃ。
私の中の私が囁いた。
別れ際に一言。
「今日、泣いちゃってごめんね」
ゆーの返す笑顔が
夕日に映えて
また泣きそうになった。
泣いてしまったのは
悲しかったからじゃない。
あなたの気持ちが痛いくらい伝わって
それが
あなたの優しさが
嬉しくて
苦しくて
あなたが好きだと
心から感じたから。
やったぁ〜〜〜vv
午前中、バスと地下鉄を乗り継いで
ゆーのお家に行きました。
ゆーのマンションに着くと、
早速プレステでゲームしました。
(紗綾、ゲームなんか久しぶりにした…(^。^ゞ)
今日は
午後からは外で遊ぶ予定でした。
旅行中のお姉ちゃんと お父さんが
午後には帰ってくるから。
ゆーの住んでるマンションは
構造上、他の人がいると気まずすぎです。
会話も何も筒抜けです。
なぜなら!
部屋が全部つながってるから◎笑
ゆーは家族の誰かがいる時は
絶対に家に呼んでくれません。
紗綾がゆーの立場でも
そうかもしれない…。。。
そんなこんなで、お昼頃
「もう出かけなきゃね」なんて言ってたら
何やら玄関の方から物音が…
?( ̄◇ ̄;)!!
ま・さ・か!!
なんと!!
ゆーのお父さん登場。
あらららららら〜〜〜〜。笑
なんと優しい顔をしたお父さんじゃありませんか。
「こっこんにちわ…!」←あまりに突然でびっくりした
(びっくりして「お邪魔してます」の一言が出てこなかった)
「どーも」と笑顔で返してくれたお父さん。
そしてゆーのお父さんは、旅行の荷物を車から降ろしに
また玄関を出て行きました。
その後のゆーの動揺っぷりと言ったら!笑
「絶対『彼女?』って後で聞かれる!!」
「ねーちゃんに見られたほうがまだ良かった」
「やばい〜女の子と家で二人っきりとか
変なことしてたんじゃないかって思われそう!!」
(今日は何もしてませんよ。笑)
まぁまぁ。落ち着きなさい◎
そうして家から出て
マンションの下の駐車場のところで
ゆーのお父さんに軽く会釈して
(お父さんは気付いてないかもしれないけど…)
近くのお店にビリヤードをしに行きました。
道を歩いてる時
ゆーがポケットから何かを出しました。
指輪。
「ハイ」って渡されて
「何?」って聞いたら
「紗綾の指に入る?」って。
はめてみたら、まぁちょっと大きいけど
親指と小指以外になんとか合うサイズ。
「紗綾にあげようかなって思って」
ゆーがそう言ってくれました。
「買ったものじゃなくて、俺の持ち物なんだけど」
嬉しかった。
でも。
「欲しい?紗綾が欲しかったらあげるよ」
そう言われて困ってしまった。
嬉しい。欲しい。ゆーのくれるものだもん。
だけど私がそこでゆーにねだっていいの?
そう思った。
『欲しかったらあげる』って表現に
素直な気持ちを出せなかった。
「ゆーがしてなよ。」って言って
ゆーの指に指輪を返した。
ビリヤード場に着いて、
あまりに下手な私に、
ゆーが特訓してくれました。
ゆーは上手すぎます。
紗綾は下手すぎます。
でもゆーが横に立って教えてくれた時だけ
紗綾の腕は100倍上手くなります◎笑
ビリヤードの後は、
そのビルの2階にあるカラオケへGO!!
ゆーは歌も上手いのです。
紗綾は歌も下手なのです。
なのに採点機能で
紗綾がゆーを抜いて1位になってしまいました。
(いつも思うけど、あの機能さっぱり当てにならない…)
ゆーはカラオケの最中、
何度も『キスして?』って
態度で表してきました。
私はその度に「何〜?わかんない〜」って言って
バレバレの気付かないフリしてました。
カラオケも残り10分ちょっとという時、
ゆーがまた『キスして?』って態度。
私はその時ゆーに
「やだ」
って言ってしまって。
「やだ」って言うのは「私からするのはいや」って意味だった。
私は自分で自分がすごくキスが下手だと思ってて
自分からするのがこわい。。。
でもゆーには、
そんな私の勝手が伝わるわけもなくて。
すごく寂しそうな顔をして、私のことを見た。
そして私に「キス、いやなの?」って聞いた。
そんなわけなかった。
違うの。したくないわけじゃないの。
「ごめんなさい…嘘言いました」
と私が言うと、
ゆーが私から離れて
次の曲を入れる。
「ごめんゆー、怒った?」
私は泣きそうになってた。
「怒ってないよ〜怒ってないさ」
ゆーは笑った。
「いやなのかな?って思ったら凹むけど、怒ったりしないよ」って。
なんでゆーにそんなこと言わせちゃったんだろう。
なんでゆーにそんな思いさせちゃったんだろう。
私のばか。ばか。
今日は、素直になれないことばっかりだ。
自分のバカさに嫌気がさして、
ゆーに申し訳ない気持ちになった。
涙が出た。
ゆーに気付かれないように、こっそり涙は拭った。
ゆーの目の前で泣いてしまったのは
初めてのことだった。
ゆーは隣で歌を歌ってる。
最初は何の歌かわからなかったけど、
だんだん聴いたことのあるメロディ。
なんだか懐かしい曲。
君が 君が熱い恋をするなら
相手は僕しかいない
オンリーユー
熱い 本当の 恋をするなら
世界で僕しかいない
それを聴いたとき、抑えてた涙が溢れてしまって
泣いちゃったこと、ゆーに気付かれてしまったらしい。
ゆーは歌いながら、ちらちらと何度も私を見ては、
私の肩に手を伸ばす。
間奏の時も、黙って髪を撫でてくれた。
だけどゆーは、歌い終わるまで涙にだけは
気付かないフリをしてくれた。
「何で泣いてるの?」
そう言って、曲が終ってから抱きしめてくれた。
「全然怒ってないよ?ね?泣かないで。」
私はゆーの腕の中で、うん、と頷いた。
ゆーは、こんな私に
ちゃんと優しくて、
その優しさがいっぱい伝わってきて、
嬉しいはずなのに、
どこかそれが辛くて、
涙が止まらなかった。
「『ばかなことしたな』って自分のこと責めてるの?」
ゆーが言った。
私はびっくりしてしまった。
ゆーはなんでわかるんだろう。
どうしてわかっちゃうんだろう。
私はまた、うん、と頷いた。
「泣かないの!ほら。大丈夫だから。俺が泣かしたみたいだ〜心が痛む…」
「違うよ、ゆーが悪いんじゃない」
ゆーは、そっと髪を撫でてくれた。
「早く泣き止まないと、目の下パンダになるよ?」
(マスカラ落ちて黒くなるよ?の意味)
ってゆーが言うから
なんだかおかしくて笑っちゃった。
不思議なことに
もう涙は止まってた。
それからゲーセンに行って
UFOキャッチャーで遊んだりしてたんだけど、
今日はことごとく失敗◎
成功の兆しが全く見えなかった。涙
帰りにゆーが駅のところまで送ってくれて、
その時に、ゆーは
さっき私が返した指輪を
自分の指輪から抜くと、
「やっぱ紗綾にコレあげる」
と言いました。
「もらっていいの?」と聞くと
「うん!あげる」って言ってくれたので
「ありがとう」って言って
ゆーから頂くことにしました。
素直に嬉しかった。
ずっと大切にする。
紗綾の宝物。
その時。
もっと…素直にならなきゃ。
私の中の私が囁いた。
別れ際に一言。
「今日、泣いちゃってごめんね」
ゆーの返す笑顔が
夕日に映えて
また泣きそうになった。
泣いてしまったのは
悲しかったからじゃない。
あなたの気持ちが痛いくらい伝わって
それが
あなたの優しさが
嬉しくて
苦しくて
あなたが好きだと
心から感じたから。
コメント