「電話したい」

昨日　何日かぶりにまた泣いた。
大泣きした。
ゆーのことで　また泣いちゃった。

　
　
　
　
強くなりたい。
変わりたい。

でも
私はそんなすぐに変われやしないし
ゆーだって変われない。

　
　
　
　
ゆーに放っておかれる寂しさ。
そんなゆーを追いかけることの躊躇い。

不安。
そして孤独。

　
　
　
　
全部消したつもりだったのに
ふとした瞬間に　また私を襲う。

ひとりきりの部屋で
涙が止まらなかった。

　
　
　
いつもなら
早く眠らなきゃって思うのに。

眠れない。
　
　
耐え切れなくて
夜11時45分過ぎ
ゆーにメールした。

「起きてる？　寝てたらごめんね。」

　
ゆーはもう寝てるに決まってた。
それでもメールしたのは

1日のうちに1度もゆーと接点のない毎日に
押しつぶされそうだったから。

私の中の『ゆー』という世界に
少しでも触れたかったからだよ。。。

　
　
会えない。
会えないのは仕方ない。
電話を嫌がるゆー。
でもメールくらいできるでしょ？
なのにメールはくれないし、
私からしても素っ気ない。

　
そんなことばかりされると
やっぱり　「もうゆーの心はここにはないんじゃないか」って
すごく不安になって。
信じたいのに　信じることができない。
　
　

ゆーはやっぱり寝てたので
12時10分すぎに　もう一度メールした。
「やっぱ寝てるよね。こんな時間にごめんね」
そんな内容。

　
　
　
　
今日の2講目の英語の最中に
ゆーからメールがきた。
「昨日ごめん。寝てた」って。

でもあれは
あんな時間にメールなんかした私が悪かったのに。

「いいよ、あんな遅くにメールしてごめんね」って返事した。


「凹んでるしょ？つらい？」
ゆーに聞かれた。

でも私はもう「つらい」って言えない。
「つらい」って言ったら　ゆーはまた「別れ」を口にするかもしれない。

―紗綾につらい想いさせるのいやなんだ―

そう　言われちゃったから。

　

私は
「後で時間ある？もし暇だったら、ゆーと電話したい」

そうやって言うのが　精一杯だったよ。。。
　
　
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

　
また後で　更新するかも。